今回のウクライナ・ロシア戦争で、思うことはやはり戦争を起こしては「絶対に」いけないということだろう。そのためには戦争を起こさせない「抑止力」と戦争が起きない環境を作る「外交力」が重要だということだ。抑止力も外交力も自国のみでは限界があり、同盟の存在も重要であろう。他方、ウクライナ軍の様なしぶとい防衛力も重要だ。一点例を上げるとあの強大なロシア空軍がいまだに制空権を確保できないでいるのもウクライナ空軍が移動式の対空ミサイルなどで防空戦力を構築しているからだろう。航空基地が攻撃されて機能が発揮できなくなってもなお防空力を発揮できるシステムは必要だ。日本も航空戦力を小規模化、分散化、点在化させることも考えるべきだろう。
今後の情勢を注視してプーチンの戦略的敗北を見届けたい。(ひき鳥)
(ひきとり新聞第13号のニュースを順にテキストで紹介していきます。)
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