(ひきとり新聞第11号のニュースを順にテキストで紹介していきます。)
自衛隊は、2016年3月に与那国島に沿岸監視隊を置き、19年3月に宮古島と奄美大島に駐屯地を開設しました。馬毛島と石垣島でも駐屯地建設計画を進めており、宮古島と石垣島には地対空ミサイルや地対艦ミサイルが配備されることになっています。
こうした動向は、自衛隊の「南西シフト」と呼ばれています。メディアではあまり報道されませんが、米中の軍事的対立の構図の中で、南西諸島が中国包囲網の先頭に立たされているのです。対中国の安全保障のあり方について国民的議論が必要です。(門倉)
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