(ひきとり新聞第11号のニュースを順にテキストで紹介していきます。)
沖縄の元北部訓練場内の米軍の廃棄物に抗議したことで、威力業務妨害の疑いで蝶類研究の宮城秋乃さん宅の家宅捜索などが行われました。「このようなことは、※『重要土地等調査規制法』の成立で、日本中どこでも起こるようになります!」と映画監督の三上智恵さんは力を入れて色々の場で話されています。
現在日本と中国の関係は「日中平和友好条約・日中共同宣言」などがあり敵対する関係ではないのです。だから日本は対中国としての軍事的な構えはとってない。日中共同宣言では「台湾は中国の不可分の一部」となっているのですが、その話を解決するのに日本が武力を行使する話はありえない。そこのところ右寄りの感情的なものをベースに動かされかねない空気が大きくなっている気がするのは私だけでしょうか。
でもこんな問題を「引き取り」の問題にしてどう取り組んでいくのかが難しいです。でも人に説明できるように頑張りたい。「台湾有事が現実になれば戦場は日本ですよ」と参議院の伊波議員が説明されています。
(三上さちこ)
※注・「重要土地等調査規制法」によって、米軍や自衛隊の基地、離島等の安全保障上重要な施設周辺の土地利用を政府が調査・規制できるようになった。21年6月に国会で可決。
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