大濠公園のかまぼこ兵舎

以下の写真は、ちょっと衝撃です。


1955年(昭和30年)に米兵によって撮られた大濠公園の写真。

今の児童公園(くじら公園)には、米軍のかまぼこ兵舎が広がり、レンガが特徴的な簡保事務センターは建物はそのままで米陸軍第8162病院が入っていました。


よく向けられる質問で

「米軍がいなくなったら沖縄経済はやっていけないんじゃない?」

というものが多いのですが、

返還後の経済効果が約16倍になったおもろまちや、約30倍になった小禄地区など、基地があるからこそ経済活動が制限されているという実態はなかなか見えてこないようです。

沖縄全体でも米軍基地の経済依存度はたった4.9%。米軍基地の返還がすすめば、跡地利用の経済効果で、基地経済への依存度はさらに低下するとも言われています。


それでもまだピンと来ない方は、現在の大濠公園を考えてみてください。

私は大濠公園の近くに住んでいるのですが、昼夜問わずランナーが走り、遊具で遊ぶ子どもたちの歓声が聞こえ、散歩に飽きたカップルがスタバでコーヒーを飲み、おしゃれをした人たちがフレンチを楽しみにやってきます。


そのような「幸せ」な日常を育くむ空間に、米軍の施設があったなら――

果たして、どのような光景になるでしょうか。


沖縄は、まさにそのような、殺戮兵器という意味ではそれよりももっとひどい情景が、福岡の9225倍の規模で、現在進行形で広がっています。

そしてそれらが、沖縄の経済活動を阻害しているのです。


沖縄の基地問題は、決して「他人ごと」では済まされない問題なのです。


(里)


出典: 福岡市博物館HP http://museum.city.fukuoka.jp/archives/leaflet/345/index02.html

FIRBO

本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会 Fukuoka Initiative for Return of U.S. Military Bases in Okinawa to Mainland Japan