福岡の米軍基地の記憶をたどります

つい45年ほど前まで、福岡の中心部にも多くの米軍基地があったことをご存知ですか?

板付空軍基地、キャンプハカタをはじめ、その多くは1972年までに返還され、沖縄県へ集約していきます。

今回、私たちは、米軍基地が身近にあったその時代の福岡を、市民の記憶をとおしてたどるイベントを開催します。

発表者は、板付空港の基地反対闘争のリーダーを長年担っていらっしゃった斉藤竹美氏をメインに、戦後福岡市の基地反対運動の総論について門倉正美氏、ファントム墜落時高校生だった吉村慎一氏など計4名に語っていただきます。当時の貴重な写真のスライド投影のほか、ディスカッションの時間もたっぷりとご用意。

沖縄の基地負担解消のために、他人ごとの歴史を自分ごとの歴史としてとらえるための、はじめの一歩になればと考えています。


■日時:3月19日14時〜 ココロンセンター研修室(あいれふ8F)

■発表者:4名

・斉藤竹美氏(部落解放同盟 隅田支部長)

昭和10年生まれ

元月隈公民館館長、元博多区公民館会長

月隈校区(席田、月隈、東月隈)の歴史を掘り起こす活動家、元板付基地反対闘争活動家、歴史をつなぐ語りべです。

・門倉正美氏(総論)

・吉村慎一氏(記憶をたどる)

他1名。

■資料代:500円

■問い合わせ:FIRBO hikitorukai@gmail.com

■お申込み(当日もお気軽に):https://www.facebook.com/events/686192588221623/

1964年ごろの米軍板付基地(福岡空港)。この頃は米軍管理下でした。

(出典:読売新聞ホームページより)

本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会(FIRBO)

福岡で基地引き取り運動をしているグループです。沖縄の米軍基地の過重負担について「本土」で何ができるかを考えています。勉強会、講演、ひきとり新聞の発行等を行う市民運動です。参加者募集中!