■■■(2017年1月6日追記)
ネットで記事が読めるようになりました!!
沖縄の米軍基地撤去を叫ぶ声は絶えない。だが「基地はどこにもいらない」との反対運動が逆に県民の望む「県外移設」を阻んでしまう。本土の基地反対派も沖縄に基地を押し付けているとの視点から「基地を引き取る」運動が始まった。
https://nikkan-spa.jp/1249344 ← FIRBOについて紹介されています
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基地引き取り運動が、週刊SPA!最新号で紹介されています。
執筆してくださったフリージャーナリストの樫田秀樹さんが、先日わざわざ福岡まで取材に来てくださいました。
大阪、福岡、新潟、そして、基地引き取り運動の論理的支柱である高橋哲哉さんの声も紹介されていてとても読み応えのある内容となっています。
12月の4日くらいまでは全国の書店で並んでいるはずです。表紙のゴテゴテしさとか踊る文字とか女子にはちょっとハードルが高いかもしれませんが、、ぜひ勇気をふり絞って開いてみてくださいね。
それで2箇所、誤りを見つけましたのでここで指摘させてください。
まず「沖縄を語る会」主宰は、私ではなく大山夏子さんです。
つぎは
「その仲間は『基地をなくすのが目的。引き取るとはなにごとか』と批判。同団体を去った」
という部分。正しくは、
「その仲間は『基地をなくすのが目的。引き取るとはなにごとか』と批判され、同団体を去った」
となります。
そもそも、二重カッコ内のようなことを言う人は引き取り運動に手を挙げたりはしません。
やはり、沖縄に「心を寄せる」運動を長年担ってきた方たちにとって、引き取り運動をはじめるに当たり、これまでの仲間からの批判というのは避けては通れないもの。その過程でどうするのか、並行するのか去っていくのか、当たり前ですが本人の意思が尊重されるべきものですし、ほとんどのメンバーが前者を選んでくださっています。かといって去るのも自由。私はそのような循環というものは個人にとっても組織にとても大切だと思っていて、誰かに押しつけられることなく、行ったり来たりを繰り返しながら、それぞれが自分なりの答えを探して行けばいいものだし、組織が継続・拡大していくためには必要不可欠なことであると考えています。
また、FIRBOからも現在高江に滞在しているメンバーがいるように、引き取り運動は「反・反基地運動」が目的ではなく、沖縄の人たちと、まっとうに、対等に出会い直すことが目的であり、そのために「平和への希求」は欠かせない概念です。もしかしたら誤解を受ける可能性があるかもしれませんので、ここに重ねて明記させていただきますね。
しかしさすが第一線のジャーナリスト!テンポのいい、趣旨を踏まえた痛快な内容にしてくださっています。
全国誌で取り上げていただいた意義はとてつもなく大きいです。皆さんも書店に並んでいるいまのうちに、ぜひ一度、目を通してみてくださいね。
(里)
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