昨日(2015/12/27)、FIRBOの活動に関心をよせてくれた山崎広太郎元福岡市長にお会いしました。
辺野古を巡る行政不服申し立てや代執行のことなど、沖縄の米軍基地問題はもはや沖縄だけの問題ではなく、国と地方自治体との在り方が問われていると言う点で、全国の首長がもっと関心を持ち考えなければならない重要な問題なんだと、同席した元秘書の吉村さんらと共に、いろいろとお話を聞いてきました。
もし仮に、自身が住まうふるさとの県においても、同じように、県民の殆どの人たちが反対し、選挙においてもその民意が反映されながら、一強の政府による強引な手腕で地方自治が侵されるとしたら、皆さんはどう思われますか。
僕は米軍基地を「引き取る」という発想は、けっして基地の押し付け合いではなく、圧倒的な偏りに対する平等の実現であり、他者への共感だと思っています。もちろん究極的には、新しい安全保障の在り方を考え、恒久平和を希求したい。
沖縄の基地問題とは、けっして沖縄の「特殊」なのではなく、この国の「普遍」の課題なのだと、あらためてそう思った次第です。
(に)
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