沖縄ウォッチ(2021年秋〜冬)

10月中旬 軽石が沖縄の海に大量漂着

11・1 衆院選 沖縄自民2議席、オール沖縄2議席

11・13 自衛隊、沖縄の先島海域で米軍と共同訓練

11・25 辺野古新基地建設埋立て工事変更承認申請を沖縄県知事が不承認

12・3 うるま市の米軍による★PFAS汚染、国指針値の1600倍の濃度

12・13 自衛隊ミサイル部隊 奄美、沖縄本島、宮古、石垣への配備が決まる

12・15 辺野古抗告訴訟で福岡高裁が沖縄県の控訴を棄却

12・17 沖縄関係予算、政府が3千億円を下回る2千3百億円規模で調整

12・17 沖縄で米軍基地日本人従業員が県内初のオミクロン株感染

12・22 ★★沖縄米軍 PCR検査せず入国

(てんきりん)


「沖縄ウォッチ」への注

★ PFAS汚染(12・3) 

PFASとは、有毒性を疑われている残留性の極めて高い化学物質である。12月27日の県発表によれば、うるま市を含む米軍基地周辺38箇所で、基準値を超えた値が検出された。PFAS以外でも、これまで何度も米軍による有毒物質の放出や、米軍基地跡地での有毒物質残留が問題化している。

★★沖縄米軍 PCR検査せず入国(12・22)

林芳正外相は12月22日、米海兵隊基地キャンプ・ハンセンで感染者が発生した部隊が米国出国時と日本入国後にPCR検査をしていなかったと明らかにした。さらに24日には、ほかのすべての在日米軍基地でも同様の運用をしていたことが判明。そもそも米軍基地への出入りに日本の出入国管理が関与できないという根本的な問題がある。日米地位協定の問題がまた炙り出されている。


(ひきとり新聞第12号のニュースを順にテキストで紹介していきます。)


本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会(FIRBO)

福岡で基地引き取り運動をしているグループです。沖縄の米軍基地の過重負担について「本土」で何ができるかを考えています。勉強会、講演、ひきとり新聞の発行等を行う市民運動です。参加者募集中!