感情的ドキュメンタリーと反省的ドキュメンタリー

本日付(2016/07/20)『沖縄タイムス』に比嘉賢多監督の連載が掲載されています。


「ドキュメンタリーとはいえ編集があれば観者は誘導されている」としてリュミエール兄弟とレフ・クレショフの映像による意味の超越について論じています。ドキュメンタリーとは単なる事実の提示ではなく、意識の操作が可能な手法であるのですね。


沖縄の反基地運動を題材にした代表的なドキュメンタリー作品は往々にして感情的な印象が強く、そこで隠蔽されてしまうものもまた容易に想像できてしまいます。プロパガンダとしてのドキュメンタリーもそれはそれでありなのかなとは思いますが、事実とは何か、それを観る・撮る自分とは何者であって、どう身体がふるえてしまい、愛しくなって、悲しくなるのかという、撮るものの微細な心の動きに真摯に、反省的に向き合った作品が、まさに本作『沖縄/大和』だと言えそうです。


監督のこころの動きに、ぜひ触れに来ていただきたいと思います。



■『沖縄/大和』上映会&比嘉賢多監督トークライブ

●日時 : 2016年7月30日(土)

      第1回 13:30 (トーク 15:15〜)

      第2回 16:30 (トーク 18:15〜)

●会場 : ふくふくプラザ(5F・視聴覚室)

■お申し込み:http://kokucheese.com/event/index/409986/ (こくちーずで受付中)

■詳細(Facebook):https://www.facebook.com/events/1184370854935939/


(里)

FIRBO

本土に沖縄の米軍基地を引き取る福岡の会 Fukuoka Initiative for Return of U.S. Military Bases in Okinawa to Mainland Japan